Photo 367

Title is “ 冬の入り口 ”
ここのところ、天気予報でも度々告げられる 「 今シーズン一番の冷え込み 」 というフレーズ。
そんな気温的なことからも冬の入り口をいつしかくぐっていたことに気づかされる。
でもね、海に来ればそんな気温的なこと以外にも、この街に冬が訪れていたことを知らされる。
それは太陽の沈む位置。
夏場は北西に近い方角に沈むのに対して、これからの季節は南西に近い方角に沈んでいく。
この写真でいうと、太陽は写真に対して更に左の方へと沈んでいく。
夏はもっと右側の方に沈んでいたんだ。
久しぶりにプライベートな撮影のみで海に来た。
こんなにもただボケーっと海を眺めていたのは本当に久しぶりなこと。
笑っちゃうからさ、あまりに久しぶりすぎてファインダーを覗きながら海ってどう撮るんだっけ???なんて迷ってしまった。
こんなにも海から離れたことなんてなかったから。
こんなにも久しぶりに海を撮ろうとすると、すっごい手間取ったよ。
でも今日、本当に確信した。
海から離れて、沢山の撮影のお仕事を頂き一生懸命に仕事をしていた。
そして今日、久しぶりに海を撮って感じたこと。海の撮影って、こんなにも楽しいのかってね。
とても難しいよ。何を撮影をしても一度たりとも写真を簡単だなんて思ったことはない。
こんなにも海から離れて、久しぶりに波打ち際に降り立ちファインダーを覗いた時、肉眼とは違う見え方で海を見つめた。
あれやこれやの雑念ともいうべき感情を一切排除し、心の赴くままにシャッターを切った。
そんな今日の一枚は僕にとって本当に新鮮な一枚となった。
上手いとか下手とか、いろいろあるだろうけど、今日の一枚は純粋に楽しめた一枚になった。
冬の入り口をちょっと過ぎた、いつもの七里ヶ浜で。
僕は改めて写真の楽しさをこの海から教えてもらった。
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