Photo 364

Title is “ ある日の午後 ”
僕を包み込む潮風がしっとりと湿り気を出す。
眼に映る情景に青味がかかり出し、
もうすぐ雨が落ちてくることを僕に知らせてくる。
こんな時の潮風は青味がかった独特の匂いがする。
少年時代にかいだことのある、どことなく寂しい青い匂い。
うまく言葉に言い表せない、独特の寂しい匂い。
砂浜に腰かけてた僕は
そっと立ち上がり
デニムの砂もはたかずにこの場を立ち去る。
こんな時はいつまでもここに居ても
ますます寂しくなるだけだからね。
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