Photo 423

Title is “ film に焼きつけた夏の日 ”
今はもう鵠沼海岸には白杭はない。
夏が終わり、早々に浜から白杭が撤収された。
フィルムカメラを持って散歩に出かけたあの日。
眼の前に広がる夏の光景を古いフィルムカメラに焼きつけた。
あの、夏独特の空気感と潮の香り。
6cm × 6cm のブローニー判フィルムに、夏を焼きつけた。
二度とないこの夏を、もう間もなくこの世から消えてなくなりそうなフィルムに精一杯焼きつけた。
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Photo 417

Title is “ 我が家におじいちゃんがやってきた ”
我が家に新しい友人がやってきた。
ドイツのFranke&Heidecke社のRollei Cord typeⅡ-1という二眼カメラ。
1936年に製造された、御年79歳のおじいちゃんだ。
レンズは Carl Zeiss 社の Triotar 75mm f / 3.5 という両目で、
おじいちゃんは今日まで沢山の光景を見つめてきた。

このおじいちゃんの両眼(レンズね。)、カビもくもりもなく、拭き傷すらない。
人間に例えるならば、白内障的な眼の病気がまるでないのだ。
ただ、おじいちゃん故にレンズシャッターの低速側がやはり長い。
『1秒』が1秒じゃなく、1.5秒くらいありそう。おじいちゃんの瞬きはどうしても長くなっちゃうみたい。
でも、高速側はきちんと切れてる。Max 1/300秒だけどね。(遅ぇ~)
メカ的な部分に関しては構造がシンプル故に絶好調。おじいちゃんは達者です。
このおじいちゃんはドイツで生まれて、いったいどれだけの人々の思い出や何気ない一瞬を切り撮ってきたのかな。
ドイツで生まれた時、おじいちゃんはこんな極東の地で晩年を送ることなど夢にも思わなかっただろうね。
おじいちゃんは沢山働いてきただろうけど、あともう少しだけ僕に付き合って下さい。
色んな街や沢山の人々の笑顔を見てきただろうけど、未だその澄んだ眼で、僕の大好きなこの海を眺めて下さい。
おじいちゃんが見た湘南の海を僕はフィルムに焼き付けます。

そんな思いでおじいちゃんカメラを触ると、このおじいちゃんがどんな旅をしてこの地に辿り着いたのかと、ふと色々な思いを馳せてしまいます。

盛夏のある日、このおじいちゃんが見つめた初めての湘南の地。
おじいちゃんの眼は、フィルムにこんな感じで夏の空を写してくれた。
ご高齢で、ちょっとしんどい時もあるだろうけど。
これから僕のよき友人になって下さい。
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Photo 403

Title is “ 砂まじりの茅ヶ崎 ”
ハッセルのファインダーから眺める茅ヶ崎からの空。
遠くに僕の住む街が見える。
茅ヶ崎の地に立って僕の住む街を眺めた。
そして、それをフィルムに焼きつけた。
37年前の今日、茅ヶ崎出身の青年がこう歌った。
砂まじりの茅ヶ崎
人も波も消えて
と。
テレビの歌謡番組でこの歌を初めて聴いた時、
となりにいた叔父にこう尋ねた。
“ チガサキ ” って、あの茅ヶ崎のこと?
“ 茅ヶ崎 ”って歌ってるからそうなんだろうな。
へー
あの茅ヶ崎を歌にしてるんだぁ
これが少年だった僕の初めて聴いたサザンオールスターズの印象だった。
早口で何を歌ってるのか、その半分も分からなかった。
でも、ところどころに僕の住む街の地名が出ていた。
江ノ島が見えてきた
俺の家も近い
今でもどこかに出掛けた帰り道、江ノ島が見えるとこのフレーズが口をつく。
それからというもの、ことあるごとに茅ヶ崎出身の青年が作った歌たちが、僕の周りでいつも流れていた。
青年達のバンドが37年という時間が流れて、いいオジサンたちのバンドになった。
歌ってる歌詞の半分も聴き取れなかった少年も、今やいいオッサンになった。
そんなこんなの関係が37年も続いている。
一方的だけどね。
冒頭に書いた歌詞の歌がこの世に出て、今日で37年。
冒頭に書いた歌詞の歌を初めて聴いて、今日で37年。
時間が流れたね。
あなたが歌う歌詞の半分も聴き取れなかった少年が大人になって、
あなたが生まれた街の情景をフィルムに焼き付けた。
そんな写真をあなたがデビューした記念日にブログにアップするなんて想像もつかないでしょ。
今日、こんな記事がブログにアップされてるなんて、あなたは知るよしもないでしょう。
これからも頑張ってくださいね。
桑田さん。

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Photo 402

Title is “ 七里ヶ浜 ”
ハッセルブラッドという中判カメラ。
6cm × 6cm という正方形の 12枚撮りのフィルムをマガジンに装填して撮影する。
絞りとシャッタースピードはもちろんマニュアル。
ピントもマニュアル。
つまり、全部自分で決めるのだ。
「 全部、自分で決める 」
これが上手く決まった時、写真が撮れる。
もっと言うなら、頭に思い浮かべた通りの写真が撮れる。
稀だけど。w
下手こくと、フィルム一本丸々真っ暗。
もしくは真っ白。
普通に撮れただけで嬉しくなるという、変な遊び。www
カメラ屋さんに行って、フィルムを現像に出す。
後日、受け取りに行く。
毎回のことだが、特に思い入れのある撮影したフィルムを受け取る際は、
深呼吸して、心で合掌するくらいの思いで仕上がったフィルムを見る。
ジャカジャンッ!(封筒からフィルムを出す時って、なぜかこんな効果音)
よっしゃ!!!!!!
or
ガーーーーーーン・・・
もしくは
ふーーーーーーん・・・
もしくは
あっ、そ。
↑
0.5 : 9.5 の比率。
0.5 : 9.5 の比率の、9.5 の時の現像代を出す時のやるせなさ、切なさと言ったらもう・・・
これは。
やった人じゃないと分からない。
この記事をご覧になって、うんうんと同意して下さった方。
「 同志 」 と呼ばせて下さい。www
そして。
このハッセルブラッドのシャッター音で、どんぶりメシがかるく二膳はイケる。
このことにも、うんうんと同意して下さる方。
両手で包み込むように握手して、同志と呼ばせて下さい。
しっかし。
うまくいかねーなー
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Celebrate ! 400th Photos.

Title is “ after storm. ”
まったくもって個人的なことなのですが。
今回の海写真で当ブログ 400 枚目の掲載になります。^^
このブログを始めたのが、2011年の9月。
年数で言ったらもう 4 年も経つのですね。
そろそろ 400 枚目だなぁって気づきはじめた時、
どんな写真を掲載しようかと考えてました。
本来ならば、いつも通りカメラを持って海へ行き、
その中で撮れた写真を掲載するつもりでしたが。
そだっ!
今まで一度も発表してなかった銀塩写真をアップしよう!
と、こう思ったのです。
銀塩写真。
今ではすっかりデジタルにその座を追われて、
すっかり影の薄いフィルムでの撮影。
デジタルにはデジタルの良さや利便性があります。
フィルムにはフィルムの良さがあると思ってます。
個人的にコソコソと楽しんでいた、フィルムでの撮影。
これを機に、これからはアップしていこうと思います。^^
1974年製の HASSEL BLAD 500CM というカメラに、
Carl Zeiss Planer 80mm f/2.8 というレンズの組み合わせ。
そんな機材で撮影した海写真もこれからは皆さんにご覧頂きたいと思います。

↑
これがそのカメラです。^^
僕にとってこのカメラは、フィルムであるが故にとても一喜一憂させてくれるハラハラ・ドキドキな相棒です。
6cm × 6cm というブローニー判 (中判とも言いますね。) が写し撮ったこの街の情景。
これからも変わらずにご覧頂けたら幸いです。
そんな訳で 400 枚目の海写真は、
僕とほぼ同年代のオッサンカメラが写し撮った、辻堂からの情景でした。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます!!!
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